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2022.04.28 ブログ

パミールに塗装して3年、こうなった

こんにちはマルミ美装工芸です。

今回は塗装ができない屋根材に塗装を行うとどうなってしまうのか、についてまとめてみました。

 

 

  • そもそもパミールとは
  • パミール以外の塗装を避けた方が良い屋根材
  • パミールに塗装をして3年経過すると、こうなる
  • 自宅の屋根が塗装可能か不可能か調べるには
  • 塗装を避けた方が良い屋根材の場合、どうすれば良いの?
  • まとめ

 

 

そもそもパミールとは

 

パミールとは、1996年から2008年に屋根材大手メーカーのニチハより製造された屋根材(スレート屋根)です。 パミールは、施工後短期間の内に剥離がはじまり、最終的にはボロボロになるほど耐久性に問題があり現在製造中止になっています。

剥離しているパミール

塗装を避けたい屋根材パミール

ミルフィーユ上に層が剥離していくのが特徴

 

パミール以外の塗装を避けた方が良い屋根材

 

  • レサス

耐久性の弱いレサス

松下電工が製造していたスレート屋根です。 非常に脆く、ひび割れや欠損など多発する屋根材として知られています。

 

  • アーバニーグラッサ

塗り替えをお勧めできないアーバニーグラッサ

クボタ(現ケイミュー)が製造していたスレート屋根です。 デザイン性に特化させたため強度が低く、こちらもひび割れなどが起きやすい上、部分交換ができないため塗装には向きません。

 

パミールに塗装をして3年経過すると、こうなる

 

知識の乏しいリフォーム業者の営業マンがパミールは塗れないという事実を知らずに塗装工事を受注し施工してしまうケースが後を絶ちません。下の写真はパミールに塗装をしてしまったお宅の屋根の写真です。

  塗装工事をしてしまったパミール

 

塗装工事をしてしまったパミール2

 

塗装工事をしてしまったパミール3

 

自宅の屋根材が塗装可能か不可能か調べるには

 

家を建てられた会社が存続していればそちらへ確認するのが早いですが、存続していない場合や「わからない」などの回答をされた場合には近くの塗装業者へご確認下さい。その際に「屋根に上がらずに高所撮影かドローン撮影でお願いします」と伝えると、万が一耐久性の低い、脆い屋根材だったとしても安心でしょう。

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塗装を避けた方が良い屋根材の場合、どうすれば良いの?

 

塗装を避けた方が良い屋根材の場合は、①カバー工法による屋根工事か、②屋根の葺き替え工事をご検討下さい。

カバー工法による屋根工事に関してはこちらを

屋根の葺き替え工事に関してはこちらをご参照下さい。

 

まとめ

 

毎日過ごしているご自宅のことでも、どのような屋根材が使用されているか把握している方は少ないと思います。ご自宅の屋根が塗装できるタイプか、それとも塗装を避けた方が良いタイプか、是非ご近所の塗装業者さんへ調査を依頼してみて下さい。

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