営業マンのいる塗装会社と、いない塗装会社の違い

こんにちは。横浜の塗装店マルミ美装工芸です。

弊社には「営業マン」がおりません。

ホームページをご覧になってのお問い合わせや、以前弊社で施工させて頂いたお客様からのご紹介でお電話頂いた場合、私田里か現場管理の者が現地調査に伺います。

今回は「営業マンのいる塗装会社」と「営業マンのいない塗装会社」で何が違うのか、簡単に説明させて頂きます。これから外壁塗装をご検討されていて、複数社のお見積もりを取得されるご予定の方は是非ご覧下さい。

 

営業マンのいる塗装会社と、いない塗装会社の違い

• 塗装会社における営業マンの仕事
• 営業マンがいることによる見積もりや提案内容に違いが出る？
• 「営業マンのいる塗装会社」と「営業マンのいない塗装会社」のメリット・デメリット
• 結局どちらが顧客にとって良いの？

 

塗装会社における営業マンの仕事

塗装会社における営業マンの仕事、当然ですがそれは「案件受注」のみ、それだけです。

見積もり依頼の問い合わせがあった場合、エリア担当の営業マンが現地調査に向かい、見積もり作成後商談します。

また、問い合わせが無く時間に余裕のある時は「近くで工事をしているんですが」と新規の現地調査をするために飛び込み営業もしています。この際に素直に会社名と用件だけを伝えた場合ほぼ100%現地調査のアポが取れませんので「お宅の屋根の件でちょっとお伝えしたいことがあるのですが」や「今週末からこちらのエリアで実施するキャンペーンのお知らせですので玄関先までお願いします！」など、言葉巧みに現地調査アポを獲得していきます。お呼びでない家主からするととても迷惑な話かと思いますが、未だにこの手法で朝から晩まで飛び込み営業をしている会社は多く存在します。

現場の管理などには一切関与しない営業マンが多いので、商談中の顧客からすると用がある時にすぐ来てくれるという良い面もあります。

 

 

営業マンがいることによる見積もりや提案内容に違いが出る？

塗装会社に勤めている営業マンももちろんボランティアで仕事をしている訳ではありません。

多くの会社では営業マンの給与は固定給＋歩合給となっています。

顧客と契約した請負金額の10~15%が営業マンの歩合となることが多く、見積もり作成も担当の営業マンが行うことがほとんどなので、自身の歩合を計算しながら見積もり作成を行います。

 

営業マンのいない会社であれば、施工にかかるコストは単純に①足場組み立て代②塗料代③職人手間④産廃処理費や雑費　を足したものですが、ここに営業マンの歩合も乗せると＋10~15万円程度上乗せされることになります。

また、営業マンの多くは職人経験のない人なので、実際の作業を理解せずに見積もりの積算をされるケースもあります。状況によって適切な工法や塗料など異なってきますが、適切な提案をできている営業マンは少ないかもしれません。

 

 

「営業マンのいる塗装会社」と「営業マンのいない塗装会社」のメリット・デメリット

	メリット	デメリット
営業マンのいる塗装会社	商談の日程調整がしやすい 耳触りの良い営業トークで契約まで誘導してくれる コミュニケーションがスムーズに取れる	営業マンのコストが掛かるため高額になりがち 職人経験者でない営業マンが多いため提案内容が不適切なこともある 契約後は営業マンは来ないので、思っていた工事と違う等、トラブルになりがち
営業マンのいない塗装会社	営業マンのコストが無い分、適正な見積額を出してくれる 職人経験者が現地調査をすることで、適切な工事の提案がされる可能性が高い しつこい営業活動などの心配が無い	現場関係者が現地調査に行くため、日程調整の融通が効かないこともある 口下手な人が多いので、無愛想に感じることもある

 

 

結局どちらが顧客にとって良いの？

品質、価格の両方とも「営業マンのいない塗装会社」に依頼する方が満足度は高くなる傾向にあるかと思われます。

しかし、スムーズにコミュニケーションが取れることや現地調査をすぐにしてくれることなどを優先される場合は営業マンのいる塗装会社へ相談されるのも良いかと思います。

複数社へ見積もり依頼を出し、それぞれの会社がどちらに属するのかを判断し価格や提案内容の比較をすると良いでしょう。

 

蛇足になりますが私の友人が大阪で弊社と同じような理念で事業を営んでおります。

関西エリアの方は是非エイト塗装へお問い合わせ下さい。

 

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