2022.11.14 ブログ
足場がお隣さんの敷地に越境、どうすればいい?〜狭小地での足場組立て〜
こんにちは、足場にこだわる塗装店マルミ美装工芸です。
外壁塗装を行う上で必須な足場ですが、お建物の状況などからお隣さんの敷地をお借りしないといけないことがあります。トラブルの多い足場工事ですが、事例や対応方法などをご説明します。
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足場がお隣さんの敷地に越境、どうすればいい?
お建物の立地や現況などから、どうしてもお隣さんに足場の越境(境界を超えて足場を組むこと)をお願いしないといけないシーンがあります。
事前の下見で越境しないで足場を組める状況か、もしくはお隣さんへ越境のお願いをしなければならない状況かをしっかり判断し、近隣トラブルに発展しないよう慎重に行動をする必要があります。
越境の事例
↑こちらの二件は事前に隣家の方へ空中越境の承諾を頂き、足場を組み立てました。
↑左側のアパートに対して部分的な足場を組みたいが、隣接するアパートと一戸建てに越境しないと足場を掛けられない状況
↑事前に右側のアパートオーナー、裏手の一戸建てにお住まいの方へ足場越境のお願いをし、許可を頂いてから作業に取り掛かりました。
お隣さんの敷地内に足場を立てる必要まではないが、空中で部分的に越境してしまうことを空中越境と言います。
空中越境なら挨拶なしで問題ない、と思っている塗装業者や足場業者が結構な割合で存在しますが、事前のご挨拶と空中越境の承諾を頂くことは非常に重要なことです。少なからずお隣さんの権利を侵害する訳ですから、ここを無視して工事を進めることは危険ですし、不誠実です。
足場工事でトラブルに遭わないために
外壁塗装工事をする上で足場の組み立てや解体時に何かしらのトラブルが発生することが多いかと思いますが、足場のトラブルを避ける唯一の方法は「足場工事の際、塗装業者の担当者に立ち会ってもらう」であると考えています。
近隣トラブルや物損事故、態度やマナーの問題、後片付けができていないなど、これらのほとんどが塗装業者の担当者が立ち会うことで解決されます。逆に足場屋さんに任せっきりだとちょっと不安です。
外壁塗装工事をする前に、担当者に「足場工事の際には立ち会ってくれるの?」と聞いてみて下さい。
越境に関しても事前に丁寧にお願いをすれば多くの場合承諾を頂けます。ご挨拶無しで越境するとその後のご近所関係にも支障が出るかもしれないので、慎重に計画を立てましょう。
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