2022.10.15 屋根について
屋根塗装で雨漏りは防げる？屋根塗装の本来の目的を知りましょう！
屋根塗装で雨漏りを防げるのか、と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、屋根塗装と雨漏りの関係性と屋根塗装の本来の目的について解説します。
ぜひご覧ください。
□屋根塗装と雨漏りの関係性とは
「雨漏りを予防するために屋根塗装もしておこう」と考える方も多くいらっしゃることでしょう。
しかし、結論から先に言いますと、屋根塗装をしただけでは雨漏りは防げません。
また、現在雨漏りをしている場合も屋根塗装ではほとんどのケースで直りませんし、将来的な雨漏りの予防もできません。
屋根において、カラーベストのような屋根仕上げ材が一次防水機能、アスファルトルーフィングが二次防水機能として働きます。
仮に一次防水機能の屋根材が破損しても二次防水機能で雨漏りを防ぐ、というのが雨漏りに対する対策です。
しかし、現在進行形で起きている雨漏りの多くは二次防水機能が損傷していることが原因です。
そのため、屋根塗装で表面を塗装したとしても雨漏りは解消できないのです。
□屋根塗装の本来の目的とは
＊美観効果
経年劣化によって色あせてしまった屋根でも塗装をすれば再び美しくなります。
また、屋根の色を変えることで家全体のイメージを一新することも可能です。
＊保護効果
屋根は紫外線、雨水、空気にさらされ続けます。
塗装で保護することにより、屋根の劣化速度を遅らせることが可能です。
＊機能性付加効果
遮熱機能のある塗料を塗れば日光を反射し屋根の表面温度を下げる機能を付加できたり、セルフクリーニング効果が期待できる塗料を塗って機能をプラスすることが可能です。
また、塗り替えのタイミングは、屋根の状態を見ることでおおよそ分かります。
屋根塗装が必要だと思われる状態は主に以下の5つです。
・塗料のツヤがなくなっている
・色が薄くなっている
・白い粉のようなものをふいている
・カビや苔が発生している
・塗料が剥がれ、下地が露出している
塗り替えの目安として最適なのは上から3つ目のポイントです。
この現象はチョーキング現象と言い、チョークの粉のようなものをふいている状態です。
その下の「カビや苔が発生している」状態まで来てしまうと、屋根材が湿気を含み、劣化しているサインです。
チョーキング現象が起こっている段階までならコストを踏まえても塗り替えのタイミングとしては最適です。
□まとめ
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
当社では、「自社職人による施工」と「低価格」の2つを強みとしております。
リフォームや外壁塗装をお考えの方は、気軽にご相談ください。
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