2022.10.19 屋根について
屋根塗装の乾燥時間はどれくらい?十分に乾かさないとリスクがあります!
屋根塗装の塗料には、メーカーの種類や乾燥時間の目安が設けられていることをご存知でしょうか。
そこで今回は、屋根塗装の乾燥時間や乾燥の重要性について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□屋根塗装における塗料ごとの乾燥時間は?
まず、既存の建物に新しい塗料を塗っていく重要な工程として下塗り塗装があります。
使用される塗料としては、シーラー系やフィラー系、防水系など色々な種類が存在します。
シーラー系の乾燥時間は2~3時間、フィラー系の場合は4~6時間です。
また、防水系の場合はおよそ16時間待つことが必要です。
次に、上塗り塗装に使用される塗料には、水性塗料と油性塗料などがあります。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本で多くの場合、中塗りと上塗りには同じ塗料を使用します。
その工程間での乾燥時間は3~4時間で、油性の方が早く乾燥します。
水性塗料と油性塗料の乾燥時間を比べると、油性塗料の方が乾燥時間が短いです。
これは、油性塗料に使用されるシンナーの有機溶剤の揮発性が高いためです。
□乾燥時間の注意点とは
先に塗ったものが乾燥しないうちに次の塗料を塗ってしまうと色々な不具合が起こります。
塗装工事は湿式工法であるため、それぞれの工程でしっかりと乾燥させてから次のステップに進まなければなりません。
塗料ごとに乾燥時間が決まっているため、メーカーが指定している乾燥時間を守ったうえでしっかり乾燥させる必要があります。
この乾燥時間をきちんと厳守できないと、不具合を引き起こすことになるのです。
家を長持ちさせるための塗装したのに、乾燥時間を守らなかったがために本来の性能が発揮できずに不具合を引き起こしてしまっては元も子もありません。
塗装の際は、水性や溶剤系の塗料を使用します。
これらは頻繁に使用されている水性塗料ですが、その水性塗料の半分以上を占める水分を蒸発させ、残った樹脂から塗膜が作られます。
塗膜が乾燥する前に次の工程に移ると、下塗り塗料に含まれる水分が中塗り塗料に吸収され、塗膜の形成不良が生じてしまいます。
ここで生じた形成不良が、後の剥がれの原因となるのです。
□まとめ
今回は、塗料の乾燥時間について解説しました。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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