2025.08.18 ブログ
水性塗料と溶剤(油性)塗料の違いと用途
こんにちはマルミ美装工芸です
家の外壁や屋根を塗り替えるときに、よく耳にするのが「水性塗料」と「溶剤(油性)塗料」。
名前は聞いたことがあっても、「何が違うの?」「どっちがいいの?」と思う方も多いと思います。ここでは、できるだけわかりやすく両者の特徴と使い分けについてご紹介します。
水性塗料ってどんな塗料?
・水で薄めて使う塗料です。
・ニオイが少なく安全性が高いので、住宅街や学校・病院の近くでも安心。
・乾くとしっかり固まり、雨や紫外線にも強くなります。
・最近は性能が上がり、外壁塗装では水性塗料が主流になっています。
向いている場所
・外壁全体
・室内の壁や天井
・周囲に配慮が必要な住宅街
溶剤(油性)塗料ってどんな塗料?
・シンナーなどの溶剤で薄めて使う塗料です。
・ニオイが強いので換気が必要ですが、金属や木にもしっかり密着します。
・丈夫で耐久性が高いため、部分的な塗装に活躍します。
向いている場所
・鉄の部分(雨戸・手すり・シャッターなど)
・木の部分(ウッドデッキ・破風板など)
・屋根や、雨や日差しにさらされやすい場所
どう選べばいいの?
・外壁や室内 → 水性塗料(ニオイが少なく環境にやさしい)
・鉄部や木部 → 溶剤塗料(強くて長持ち)
つまり、どちらか一方に決めるのではなく、場所に合わせて使い分けるのがベストなんです。
まとめ
水性塗料と溶剤塗料にはそれぞれ得意な分野があります。
家の外壁は水性塗料で快適に、鉄や木の部分は溶剤塗料でしっかり守る、といった組み合わせが一般的です。塗装を検討するときは、業者さんに「この部分はどの塗料を使うのがいい?」と気軽に聞いてみると安心ですよ。