2022.06.04 塗料について
塗料の種類について【シリコン・フッ素・無機】
シリコン系塗料
シリコン系塗料とは、塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にシリコンが含まれている塗料のことです。
外壁塗装で最も使われている塗料で、「親水性」という性質を持っているため塗膜の表面についた汚れを雨が流してくれるという特徴があります。
アクリル塗料やウレタン塗料と比べると塗料の単価は上がりますが、汚れに強いのが一番の魅力です。
フッ素系塗料
フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。外壁塗料の主流であるシリコン系塗料より高価ですが、そのぶん性能は優れているといわれています。
無機塗料
無機塗料は、塗料の原料に無機物を配合した塗料です。無機物とは、石やレンガ、ガラスなど炭素を含まない物質で紫外線による劣化が起こらないため、半永久の耐久性があります。
この無機物100%の塗料が作れれば、半永久的に耐久する塗料が作れるかもしれませんが、このままだと固すぎて塗料として塗ることはできません。そこで、無機物の耐久性を活かしつつ、合成樹脂などの有機物を混ぜて塗料として塗れるようにしたものが無機塗料です。
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